セイシュンのかおり

沖縄に来ていた弟のジュンが東京に帰るのでチャリで空港近くの瀬長島までお見送りに行く。
弟と言ってもだんなさんの弟なんだけど、多分お互い本当の兄弟みたいな気がしてる。
ジュンはうちに2泊して後半は北部へ行って来た。
2泊目の夜は、宇宙と人類について、意識と進化について
3人で川の字に寝そべりながら話した。(だんなさんは力尽きて寝ちゃったけど)
だんなさんが仕事の合間に車でジュンを瀬長島まで連れて行くというので
私はチャリで合流する。
国道の歩道が工事中やら工事してないやらでひどくがたがたなので
一本奥まった農道(でもないけど両脇は畑)を走る。
今の季節は春。(毎日、毎時間季節が変わる。)
ふと、青春のかおりがする。
この島は時々こうして青春のかおりがする。
むやみに出会い頭に恋に落ちて、
それほど傷つくことも深刻になることもなく過ぎ去っていくことが許された時間。
世界と自分とを結ぶ接点についてなんて考えることもかなわなくて
これから自分が恋に落ちる相手は無限にこの世界に潜んでいるような気がしている。
誰かのちょっとしたしぐさにとか、目つきとか、靴のかかととかにときめいていられるような
そういう時に嗅いだ記憶。
帰り道に暗い海にかかる橋の上で息を切らせて自転車こいで
なんともいえない感じがよぎった。
そういうおかしな感じがよぎるのなんて久しぶりだ。
膨張。
たぶん。
予兆?
未知。
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