いのちというすべての人への贈り物

みなさんこんばんは。AZU WORLDをご訪問いただきありがとうございます。

今日も書きます。いのちのこと。

今回の選挙で自民党が圧勝したことによって、日本の運命は大きくある方向へ舵が取られました。それは憲法の改定です。それで、この中身をよく調べてみると、それはどうしても「戦争をする国になる」ように変えられるということがわかってしまいます。まず多くの方はここがピンと来ないところかもしれません。「そんなことあるわけないじゃん」と思われるようなのです。

しかし戦争前夜を体験した多くの人が、まさに今のこの空気がそれと酷似していると言います。そして安倍総理のなさっていることを見るとその指差す先にあるのはまさにそれだとわかります。彼は前回衆議院選挙で政権をとった直後のインタビューで真っ先に改憲について口にしていたのを私は見ました。テレビがないのでテレビの放送をネットで見ました。96条をまずは変えてそれから9条を問うと。彼は興奮していました。それは嬉しいでしょう。その興奮から真っ先に出た言葉が、改憲でした。彼は本気だと思います。知るのもこわいしめんどうかもしれないですが、ここだけは避けて通ることができません。もし、改憲が通り、基本的人権を私達が奪われ、戦争をする国に日本がなったとき、犠牲になるのは多くの市民です。子どもたちももちろんそうなります。また徴兵制がしかれればこの国に生まれた魂は平和ではなく軍事国家の民となるのです。誰もが人を殺める訓練を強いられるようになります。ご存じない方も多いかもしれませんが、自民党の石破さんは国防軍についてBSの番組で「命令に従わないものは死刑か懲役300年」にするなどと発言しています。フェイスブックやツイッターなどのメディアを頻繁に利用すると、それらの情報は簡単に入ってくると思います。

私はこの参議院選挙のあと、3度嗚咽しました。こんな泣き方をしたのは何年ぶりのことかわかりません。最近はほどんどが感動泣きかもらい泣きばかりで、自分のことで泣いたことはありません。しかもこの世の終わりのような嗚咽でした。

その3度というのがどれも、虐げられる人の痛みを話していて、突然襲ってきた悲しみのためでした。自分でも驚きましたが、3度とも寸分の狂いなくそのことを話していると始まりました。私は戦争というものにうんざりしています。まるで自分が何万回も体験してきたようにうんざりしています。また、民衆がうまく騙され乗せられて間違った方向へ進むことにもうんざりしています。そして、生活するのに不自由している人がいながら私腹を肥やすことに血眼になるその人間の心にもうんざりしています。自分ももちろん社会的には弱者です。家族に病気の者もいますし、心配とその悲しみはいつも背負っています。過去には私もひもじい思いばかりしました。なにより心細く生きた心地がしない時期が長かった。でも、誰にもそんな思いしてほしくないと強く思います。私は地球のすべての人が生まれてきてよかった、と生きている間に実感してほしいと思う。そしてそのことは、絶対に可能だと思っています。今生きている人それぞれがただ自己と向き合うことで可能になります。簡単ではないが不可能ではありません。

私は自由を切望します。誰の自由も奪いたくないし奪われたくありません。みんながそれぞれの道を自由に歩み、自由に助け合う世界を切望します。各々が完全な自分として自分を生きる世界を夢見ます。それは生命は等しく尊く平等であるという地表にみんなが立つことです。人権をなくした社会ではまずその地盤が失われます。

戦争は私たちから内面的な成長の機会を著しく奪うと思います。先に述べたように戦争を通して開花する文化や才能もあるかもしれません。ですが、失うものはあまりに大きく、癒しがたい傷を残し、なにより私たちの生命を争いの道具に貶めてしまいます。今現在も充分すぎるほどその証は地球上に刻まれています。沖縄に住むとわかるのはその痕跡の鮮明さです。

自分の生命の尊さに気づいた時、他の生命を殺めることは不可能です。戦争が外交の手段だなんてことは欺瞞だと私は言いたい。それは誇大妄想に取り憑かれ増長した小さなエゴの願望に過ぎません。

人間の心というものはみな同じです。本当に自分の尊さを知りたいと思う人はそれに出会うことができます。しかし他者にそれを示したいと願望した途端、それは私欲に変わってしまいます。

私は多数の人に影響を与える人間ではありません。ですが、自己の奥へと人間を掘り下げていくとその意識はすべての人とつながり一つであることを知っています。私が私を掘り、誰かが自分を掘るようになると、世界からは分断の壁が取り除かれ理解や受容というかたちの愛が広がっていきます。

こうした美しい世界を構築するすべての人に、共に世界を守ることを私はここに呼びかけたいと思います。私たち人類が多くの犠牲と前進から構築し、すでに保持することに成功している平和憲法とその価値を今一度再確認し、もう一度意識的に我が物としてください。もう一度、自己の尊さと世界の平和を再構築しましょう。

今日はこちらを紹介します。

とてもわかりやすいちゃんと知らなきゃ大変だ (豊橋いのちと未来を守る会より)

スタジオ・ジブリの小冊子『熱風』7月号 テーマ「改憲」 です。

改憲を具体的に掴むことができると思います。ジブリの熱風は、特に最後の高畑勲監督のコラムをオススメします。これは本当に今がわかる。わかりやすく優しい文章です。

今日もおつきあいいただきありがとうございました。

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