豊かさを引き寄せる

人生を変えるような劇的な霊的体験をするのは
たいていどん底を経験して、とか、にっちもさっちも行かないところから奇跡の救済が、
というような人が多いようだが
決してどん底経験が必須なわけではなく
ただ人という生き物が、変化を恐れるという特性から来ていると思う。
本当に、もう捨てるものがないや、という状況にならないと
人はなかなか変わろうとしない。
誰もが人生を今より良くしたいと思うだろうが
良し悪しにかかわらず
変化するには、これまでの状況を離れる、手放すという作業が
意図的であれ無意識であれ必要であり
その手放す行為を、人は無意識に恐れ、拒む。
だから本当に追い詰められたり
選ぶ余裕がない状況にならないと
その一歩が踏み出せない。
私も本能が発達した恐がりの部類で、
何か状況を変えなくてはならないときには
大体いつもお金に困っていた。
生活が安泰だったら、思い切って次に飛び込むことをしなかったと思う。
だいたい勇気が必要なときには
生活に困ってるんだから、がんばるしかないんだ、という状況になった。
だいたいがノーチョイス、来たものはとりあえずありがたく頂戴した。
あとから振り返ると、その時、全然やりたくなくて仕方なく始めたことが
奇跡のようにすべて役に立ち統合されている。
よくスピリチュアルなんかで
やりたいことだけやるのがいいこと、みたいに言われるけど
自己の狭い視野と知覚で「やりたい」なんていう目先の欲望を
人生の指針にするにはあまりに頼りない。
恐れから少し自由になってくると
お金の不自由さも去っていった。
それは、内なる指針を信頼して
その導きに従って(受け入れて)生きる生き方を
徐々に体得したからだ。
外的な状況に対する反応、ではなく
内的なエネルギーの導きに従う、というように
主導権を替えた。
乗り物のエンジンを取替え、精密なナビが着いたような感じだ。
豊かさが、内面から来るというのは本当のことだ。
引き寄せがうまくいっていないと思う人は
内面の恐れに目を向けるといい。
欲望、欲求を正当化して
内面の恐れをごまかしていても
豊かになることはない。
内面の完全な自由と無限の豊かさをせき止めている恐れは
自分をどのように制限しているのだろうという見方をする。
その制限は、恐れから来ていると覚えておくといいと思う。

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